睡眠時随伴症(1)
睡眠中に起こる心身機能の異常な状態を総称して
「睡眠時随伴症(Parasomnias)」といいます。
覚醒障害には、
錯乱性覚醒、睡眠時遊行症、夜驚症などあり、
睡眠・覚醒移行障害には、
律動性運動障害、睡眠時ひきつけ、寝言、夜間下肢こむらがえりなどがあり、
レム睡眠時に起こる睡眠時随伴症として、
悪夢、睡眠麻痺、睡眠関連陰茎勃起障害、レム睡眠行動障害などがあります。
その他、睡眠時随伴症として、
歯ぎしり、夜尿、いびき、発作性ジストニア、夜間突然死症候群などがあります。

行動面の異常が見られるものに次の3疾患が挙げられます。
1.睡眠時遊行症
夢中遊行症 ともいわれ、
深い睡眠中に突然起きだして、数分から30分ほど歩き回る状態が続きます。
その間、ドアを開けたり、障害物を避け、目的を持って歩き回っているようにしていますが、
本人は全く気づいていず、声をかけても、」反応が乏しく、
はっきり覚醒させることは困難です。
朝起きたとき、本人には記憶が全くない状況です。
子どもに多い病気です。
2.夜驚症
深い睡眠中に突然恐怖の叫び声をあげて起き上がり、自立神経系の興奮状態を示します。
しばらくは、周りに対する反応が乏しい状態が続きます。覚醒後、断片的なことしか覚えていません。
これも、子どもに多い病気です。
3.レム睡眠行動障害
高齢者に多く、睡眠中に起こる病気の一つです。
詳しくは、レム睡眠行動障害のページをご覧下さい。