睡眠の知識
不眠を改善するためには、
睡眠のメカニズムを知ってることが大切です。
次の事柄は、不眠についての重要な知識です。
●アクビ
あらゆる動物で、アクビの現象が見られます。
身近な動物で、ネコやイヌも大きく口をあけてアクビをするのを良く見ます。
鳥や魚やヘビもアクビをするといわれていますが、私はまだ見たことがありません。
人間の場合も妊娠3ヶ月の胎児からアクビをはじめるようです。
アクビは酸素不足とか二酸化炭素が増えたためといわれていますが、
実際は眠気の証拠です。

●夢
人はレム睡眠(脳が覚醒に近い常態の睡眠)の時に夢を見ます。
新生児は大人よりレム睡眠が多いので、夢を見ることが多いといえます。
レム睡眠のある限り、人は夢を見ているのです。
●睡眠の習慣
週末だからといって、こどもの寝る時間を遅くすることはやめましょう。
睡眠の習慣はきちんとつけて、いつもの決まった時間にはベッドへ行かせましょう。
●睡眠の長さ
眠りは思春期(11歳から17歳頃)にもっとも必要とされています。
勉強などで眠りが制限されてしまうことが多いのですが、この時期には、
できるだけ眠りの時間を多く取れるようにしたいものです。
●昼寝
睡眠のリズムは夜が主になっていますが、
昼間、午後1時頃から2時頃に小さな睡眠のピークがあります。
これは本来の睡眠の一部なので、
30分以内の昼寝でしたら積極的にとっても夜の睡眠を妨げることはありません。
●睡眠不足を補うこと
睡眠不足だからといって、起床時間を遅くしてはいけません。
朝起きる時間を遅くすると、体内時計が狂ってしまいます。
朝は決まった時間に起きるようにして、
不足している睡眠は早く寝ることで補う必要があります。
●眠りと運動
最も良い睡眠をとるためには、昼間の太陽のもとでの運動が大事といわれています。
朝ももちろん良いのですが、
昼間の光を浴びることが良い睡眠をとるために必要なのです。
加齢とともに、睡眠を促す「メラトニン」が減少していきますが、
日中の太陽の光を浴びることにより、「メラトニン」が増加することが分かってきました。