不眠症治療(1)
「夜、寝られない」「寝つきが悪い」「ちょくちょく目が覚める」「グッスリ寝られない」といった睡眠障害の問題を抱えている人は、昼間「眠くて、眠くて」というような状態になり、日常生活に支障を来たすことが多い。
この状態が長く続き、不眠症と診断されると、医師から生活指導を受け、
場合によっては睡眠薬が処方されます。

睡眠薬を利用している日本人は成人で20~30人に1人の割合です。
過去の睡眠薬には、習慣性が強く、
多量に使用すると生命の危険がありましたが、
今、主に使用されているベンゾンアゼピン系の睡眠薬は、
不眠症治療において、その効果と安全性は大変高い状況にあります。
市販の睡眠改善薬は、
眠気の副作用を利用したもので不眠治療には効果が期待できないといわれています。
不眠の症状に応じて、睡眠薬の作用時間を考慮したものが適用されます。
「寝つきが悪い」という人には、すぐ効く薬、
「ちょくちょく目が覚める」「グッスリ寝られない」人には、
朝まで効く薬、というように処方されるのです。
いずれにしても睡眠薬の利用目的は、睡眠薬を規則的に使うことで、
睡眠薬を使えばグッスリ眠れる自信を持つことにあります。
この自信が持てれば、
徐々に薬を減らして、最終的には薬の力を借りずに睡眠が
取れる生活を取り戻すことが出来るようになるはずです。