睡眠時無呼吸症候群(2)
睡眠時無呼吸症候群(SAS)と診断されたドライバーの4割以上が居眠り運転の経験があることが、
警察庁のアンケート調査で分かった。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、
睡眠障害の一種で、10秒以上止まる無呼吸が一晩(7時間)に30回以上、
または1時間に5回以上ある場合をいいます。
睡眠中に一時的に呼吸停止(無呼吸)が頻発して熟睡できず
日中も慢性的な睡眠不測に悩まされて生活や業務に支障をきたすことになります。

アンケートは免許を更新したドライバー5235人を対象に行われ、
3235人(61.8%)から回答を得た。
「SASと診断されたことがある」と回答したのは、34人(1.1%)、
「SASではないかと思うことがある」は221人(6.8%)だった。
SASと診断された人の41.2%が「居眠り運転の経験がある」、
32.4%が「居眠りで事故を起こしたか起こしそうになった」と答えた。
SASと思うことがある人でも、
それぞれ38.9%、23.1%で、全体の平均値よりも高い比率であった。
SASを理由に免許停止になったのはほとんどなく、取り消しはないという。
それだけに危険と隣り合わせにあるのが現状。
警察庁では「SASの治療は比較的簡単で即効性があるので、
運転に支障が出ないよう治療を受けてほしい」と呼びかけている。