睡眠の理想を求めない!

「どの様に眠れるようになりたいか」を聞かれると、大抵の人は「眠る直前まで活発に過ごし、グッスリと眠り、朝、スッキリと目覚めると同時に活動できる」ようになりたいと答えるという。
これは眠りの理想の形で、これを基準にしたらほとんどの人は不満足な眠りになってしまうだろう。
眠りに入る前の赤ちゃんの手が温かくなることで、母親は赤ちゃんが眠いと知るし、大人でもこの現象がある。

日本大学医学部の内山真教授によれば、
「スイスのバーゼル大学の睡眠研究グループは、大人でも眠る1,2時間前から手足の先の皮膚温が上昇し、この上昇の大きさと眠気の強さが比例することを突き止めた。」
「体内の温度を積極的に下げ、脳と体をしっかりと休息させるシステムが睡眠だ。
その準備として眠る前に皮膚から熱を逃がす仕組みが働く。
この時、皮膚温が上がりぽかぽかと感じる。体内の温度が十分下がると脳と体は睡眠に入る。
また、起床時は2時間くらい前から体の内部温度が上がり、活動の準備が始まる。
体の内部温度がさらに上がり、活動に適した状態になるには、起床してからさらに1時間くらいかかる」とのこと(日経新聞より)。
つまり、理想的な睡眠を求めるのではなく、
夜は、ゆったりとした気分で眠気を感じたら床につき、
朝は、本格的に目が覚めるまで1時間かかるのなら、
スッキリしなくても良しとするほうが自然ということ。
理想的な睡眠を求めるより、睡眠と上手に付き合うことのほうが健康には大切といえる。

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